その他
日本マイクロソフトのクラウド事業 中堅中小企業向けを10倍に 向こう5年間で達成、地方開拓を加速
2021/06/03 16:00
週刊BCN 2021年06月07日vol.1877掲載
三上執行役員は「この1年間でクラウドの売り上げが22ポイント伸び、新規で弊社の製品を購入するお客様の7割以上がクラウドサービスを選んでいる」とし、「日本の中堅中小企業でも、クラウドがスタンダードになりつつある」と話した。中小企業での1日当たりのTeamsの利用者数が、2021年2月までの1年間で4倍に増え、グローバルの伸びを上回る勢いになっていることも示した。
しかし「クラウドの活用が十分かというと、まだ足りていない」と指摘。特に東京と地方の間の差が広がっているとし、同社の売り上げベースで20ポイントの開きがあることを示した。地方でのクラウドシフトが遅れている要因としては、社内人材やスキルの不足のほか、どこから手をつけたらいいか分からないといった声がパートナー経由で寄せられているという。
同社は、リモートワークを中堅中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の第一歩と位置づけており、パートナーとともにMicrosoft 365とTeamsの導入拡大に取り組んでいる。拡販戦略について、三上執行役員は「中堅中小企業のほぼ100%がOfficeを使っている。この強みを生かして(オンプレミス版の)Officeからクラウド化を広め、Microsoft 365とTeamsを使ってもらえるようにしている」と話した。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料) ログイン会員特典
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。 - 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
- 1
関連記事
日本マイクロソフト、関東地方整備局のDX施設に遠隔支援ソリューションを導入
マイクロソフト、「Surface Laptop 4」とTeams認定アクセサリの新製品
日本マイクロソフト Azure Stack HCIを刷新 Kubernetes対応でコンテナも管理しやすく