その他
日立製作所 サイバー攻撃から社会インフラを守る リモートワーク対応の防衛訓練メニューを拡充へ
2021/05/27 16:06
週刊BCN 2021年05月31日vol.1876掲載
今回のサイバー攻撃を想定した防衛訓練サービスの名称は「NxSeTA(エヌエックスセタ)」で、日立製作所が2017年から茨城県にある同社主力工場・大みか事業所でスタートした。20年にはユーザー企業の事業所でも訓練が受けられるようサービスを拡充し、この6月からはリモートワークに対応したメニュー「オンラインNxSeTA」を始める。
オンラインNxSeTAでは、ユーザー企業が普段のリモートワークで使っているチャットやメール、電話などの連絡環境と、日立製作所で開発している工場やプラント、発電所、鉄道、上下水道向けの制御システム、専門ベンダーが開発する情報セキュリティツールを組み合わせて行う。例えば、工場で異常が発生した場合、セキュリティの知見を持つIT部門の担当者がログを解析。事業に影響が出そうな場合は即座に本社オフィスの役員に連絡し、同時に営業部門や広報部門と情報を共有する一連の作業フローを確認する。「現場の運用制御(OT)部門とIT部門、本社オフィス、リモートワーク先をオンラインで結んで、迅速かつ正確にサイバー攻撃に対処できるよう手順を習得する」(石場部長)。
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