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米IBM CEOにクラウド/コグニティブ担当のクリシュナSVP レッドハットのホワイトハーストCEOがIBM社長に
2020/02/14 09:00
週刊BCN 2020年02月10日vol.1812掲載
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アービンド・クリシュナ シニア・バイスプレジデント
エンジニア出身の幹部であるクリシュナSVPは、AI、クラウド、量子コンピューター、ブロックチェーンなど、今後のIBMのビジネスの中核と位置づけられるテクノロジーの開発で大きな役割を果たしたほか、Watson事業の成長やレッドハット買収を主導した実績が評価されたという。Linuxディストリビューションやコンテナ基盤である「Red Hat OpenShift」をはじめ、エンタープライズ向けのオープンソース・ソフトウェアと各種サービスを提供するレッドハットは、IBMにとってマルチクラウド・ハイブリッドクラウド戦略の要とも言える。CEOと社長を分離し、レッドハットのホワイトハーストCEOが社長に就任してクリシュナSVPとの二頭体制でIBMの経営を舵取りすることになる。レッドハットの重要性や、IBMが今後フォーカスしていく領域が明確に表現された人事と言えそうだ。(本多和幸)
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4月6日付で米IBM社長に就任する
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