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Splunkの専門知識なしでプロキシログ分析を導入可能に セキュリティーテンプレートと構築サービスをセット提供――マクニカネットワークス
2018/10/29 09:00
週刊BCN 2018年10月22日vol.1748掲載
マクニカネットワークスのSymantec事業統括部ストラテジック営業室の吉原雄一室長は「標的型攻撃対策や、アクセス制御などを目的としたProxy SGの導入は進んでいる。しかしログに関しては、ため込むのみで分析できていない企業が多い」と指摘する。プロキシログはデータ量が大きいため、高速にログを管理できるSplunkのような外部ツールがないと、日常的なセキュリティー運用の目的には活用できない。Splunk技術部第1課の村越功卓氏によると「従来は数分の応答時間を要していたログ検索が、Splunkの導入によって数秒に短縮される。インシデント発生時、関連する前後のイベントをまとめて抽出することも可能」といい、Proxy SGとSplunkを合わせて活用することで、定期的な分析やレポートに加え、事故対応の迅速化にもログデータを役立てることができる。
今回の「はじめてセット」では、Splunkに関わるシステム構築やレクチャーの部分を同社が代行するため、Splunkの導入経験がないSIerでもログ分析システムの提供が可能になる。また、Splunk営業部第1課の福地高志氏は「一度、Splunkで分析基盤を構築していただければ、エンドポイントやクラウドなど他のログも組み合わせて、より柔軟な管理・運用が可能になる」と話し、次なる提案につなげることができるとアピールする。
従業員数1000人以上の組織を主に想定し、まずはSplunkリセラーを通じて販売を開始した。11月以降オンラインセミナーなどを実施し、より多くの販売パートナーを獲得していく考え。(日高 彰)
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