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Cloudera合併後のキーワードは「エッジからAIまで」 国内での大型協業も加速――ホートンワークス
2018/10/26 09:00
週刊BCN 2018年10月22日vol.1748掲載
米国本社のスコット・ナウCTOは、来年のリリースが予定されている第4世代の同社製品について解説。IBMおよびレッドハットとの協業によるオープンハイブリッドアーキテクチャーを導入し、オンプレミス環境においてもクラウドと同じく、コンテナ化や、CPU能力とストレージの分離を推進する。ナウCTOは「これまで企業はデータをどこか1カ所に集めようとしていたが、今後はデータを“統合”するのではなく、“接続”していくことが重要になる」とし、データがどこにあるかを問わず、一貫したガバナンス体制で取り扱えるようにすることが重要だと説明した。
国内でも今月、大型の協業や採用が相次いで発表されている。NECとの間では、NECのスーパーコンピューターに用いられてきたベクトル型プロセッサーに対応した管理基盤を共同開発することで合意した。通常のサーバーに比べ最大100倍の速度でビッグデータ処理が可能になるといい、開発成果はグローバルに向けて来年3月までに公開する予定。また、NTTコミュニケーションズがインフラデータの収集・分析にホートンワークス製品を採用し、運用自動化などに活用していくことを発表している。
廣川社長は、データ活用による歩留まり向上やサプライチェーンの改善といった提案は国内製造業からも非常に良い反応を得られていると強調。データの側面から、IoTソリューションの中で基盤的な役割を担うポジションを狙っていく方針だ。(日高 彰)
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