その他
Windows 10移行、中小企業の遅れに危機感 大手ディストリビューター4社との協業強化――日本マイクロソフト
2018/10/26 08:00
週刊BCN 2018年10月22日vol.1748掲載

業務執行役員
Microsoft 365
ビジネス本部長
日本市場の取り組みの遅れはグローバル全体と比較して顕著で、その要因について三上業務執行役員は「情報不足、慎重な国民性、クラウドは難しいという誤解があると思う」と解説した。その上で、「ビジネスの拡大に取り組んでいる中小企業は多い。ITインフラの導入をコストと考えず、イノベーションを起こすための投資と考えてほしい」と訴えた。

執行役員
コンシューマー&デバイス
事業本部
デバイスパートナー営業統括本部長
販売支援としては、販売パートナーの大塚商会、シネックスインフォテック、ソフトバンク コマース&サービス、ダイワボウ情報システムとの協業を強化。パートナー独自のセミナーや買い取りキャンペーン、導入支援サービスなどを展開することを明らかにした。梅田成二・執行役員コンシューマー&デバイス事業本部デバイスパートナー営業統括本部長は「4社のパートナーが持つ約2万社のリセラーネットワークで法人PCマーケットの75%をカバーできる」と話した。早期導入企業向けのキャシュバックキャンペーンを12月21日まで実施する。
このほか、20年1月にサポートが終了する「Windows Server 2008/2008 R2」に関しては、来年1月に新たな移行施策に取り組む予定だ。梅田執行役員は「Windows 10への移行の際に、社内のアプリケーションの見直しも必要になる。ITインフラをまとめてリフレッシュできるよう、Windows 10とWindows Server 2012/Windows Server 2016もセットで提案したい」と語った。(山下彰子)
- 1
関連記事
小型で軽量、かつハイパフォーマンスを求める方へ朗報 高性能な10インチ 2in1 PC「Surface Go」登場!――日本マイクロソフト
Japan Partner Conference 2018 「パートナーと勝ち取る」No.1クラウドベンダーの座 1兆ドル以上の経済効果を生み出したエコシステム――日本マイクロソフト
日本マイクロソフトのNo.1クラウドベンダー宣言 AWSへの対抗姿勢がより鮮明に