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SIerの経営戦略 現状維持か変革か──東京五輪後を見据えた施策が相次ぐ

2015/06/04 14:53

週刊BCN 2015年06月01日vol.1581掲載

 主要SIerが事業モデルの変革に取り組みはじめている。ポスト東京五輪の経済情勢を見据え、事業環境が堅調に推移している今のタイミングで、新たな施策を打ち出しているのだ。受託開発や運用・保守→自動化やDevOps(開発と運用の連携)、ライセンス販売→OSSやサービスの一層の活用、ハードウェア販売・インフラ構築→パブリッククラウドやSDx(ソフトウェアによる定義、代替)など、これまで進めなければならないと理解しつつも、なかなか移行しきれていない“弱点”を補い、2020年以降、「経済情勢が変化しても勝ち残れる」(SIer幹部)体制づくりに取り組む。(安藤章司)

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