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<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>ITで「どこでも史料館」 180年の歴史をビジネスに生かす

2014/07/03 20:48

週刊BCN 2014年06月30日vol.1536掲載

 大阪に本社を置く老舗百貨店、高島屋(木本茂社長)は、富士通の収蔵品管理システムを採用して、創業の1831年から集めてきた美術品や社内文書などの史料をデジタル化し、パソコンで簡単に閲覧できる仕組みをつくった。高島屋の歴史を語り、昔の経営判断など貴重な情報が保存されている史料を資産にし、販売促進や経営方針に生かそうとしている。消費者の購買行動が多様化し、デパート運営を取り巻く環境が激変しているなかにあって、ITをテコに、歴史のある百貨店としての強みを発揮する。

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富士通=http://jp.fujitsu.com/