その他

SIerのアジアビジネス 「ASEANシフト」鮮明に 顧客動向からワンテンポ遅れて対応か

2013/05/30 14:53

週刊BCN 2013年05月27日vol.1482掲載

 大手SIerのアジアビジネスに異変が起きている。これまでの中国市場重視だった姿勢が、今年に入ってASEAN重視へと変わりつつあるのだ。シンガポールやタイ、マレーシアなどでの拠点開設やM&A(企業の合併と買収)を行う動きが活発化。一方で、中国での新規拠点やM&Aの動きは相対的に目立たなくなっている。日系SIerの多くは、既存顧客である日系ユーザー企業のIT投資に依存する割合が高いことから、SIerのこうした動きは日系ユーザー企業の投資動向を間接的に反映しているものとみられる。そうした傾向と連動して、ミャンマーとベトナムをASEANの生産拠点に位置づける動きも出てきた。(安藤章司)

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