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<B-EN-Gのタイ進出にみるアジアビジネスの“キモ”>2.タイ進出に沸き、IT整備は必須 他のアジア圏をにらんだシステムへ

2013/05/30 21:03

週刊BCN 2013年05月27日vol.1482掲載

【バンコク発】国内製造業の多くが国内と中国に次ぐ生産拠点として、タイへの機能拡大に着目している。大量の労働力をあてにした中国への依存度は依然として高い。だが、賃金上昇や日中関係の悪化へのリスクヘッジの目的で、東南アジアに機能を分散する傾向がある。タイに対する関心が高い理由は、親日で賃金が中国に比べて低水準ということだけではない。タイに次ぐエリアとして、カンボジアや民主化したミャンマーなどへ進出する足がかりをタイを拠点にして検討するためだ。東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、石田壽典社長)は、国内製造業の最適なグローバル拠点を整備する担い手になるために、タイ市場に力を入れている。(取材・文/谷畑良胤)

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東洋ビジネスエンジニアリング=http://www.to-be.co.jp/