その他

国内SIerのオフショア開発 外的要因で転換期に差しかかる アジア相互補完の体制整備が急務

2013/04/04 21:03

週刊BCN 2013年04月01日vol.1475掲載

 国内SIerのオフショアソフト開発が転換期を迎えている。強まる円安傾向や、最大の発注先である中国の人件費の上昇、日本国内の開発案件の伸び悩みなどに阻まれ、「このままでは、従来型のオフショア開発は成り立たなくなる」(大手SIer幹部)と危機感を強める。国内最大手のNTTデータは、人件費がより安いベトナムやミャンマーでの開発体制の整備を進めるものの、一方で「考え方の抜本的な見直しが不可欠」(NTTデータミャンマーの小林義幸取締役)として、ただ人件費の安さだけを求めるのではなく、アジア成長市場を舞台に、経済圏やプロジェクト単位での補完体制の確立を進めていく方針だ。(安藤章司)

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

<いまさら聞けないキーワード>オフショア開発

<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>オフショア開発 今やあたりまえの開発手段 総額は前年度比微増で約870億円

SIerのアジアビジネス 広域化が鮮明に――市場攻略の軌跡

国内有力ITベンダー ASEAN地域を重要地域に定める 複数の社長が方向性を明言

<グローバルを目指すITベンダー 成功への道>第18回 NECソフト(下) グローバルで内製化率の向上を目指す