その他

スマートコミュニティがこれまでのIT民需を生む 医療向け会計など

2013/01/10 21:03

週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載

 経済産業省は「スマートコミュニティ導入促進事業」を宮城県石巻市など東北地方8地域で開始する。経産省は東北以外に公募形式で全国5自治体にも予算を配分し、「環境配慮型社会」への取り組みを本格化する。2012年12月の衆議院選挙で政権が交代したが、新政権がこの事業を“仕分け”することはないだろう。この地域全体を巻き込んだ大規模で多岐にわたる事業は、環境関連など社会インフラ向けの新しいIT産業を活性化する効果があるだけでない。意外と語られていないが、従前の企業向けシステムの需要をも生む可能性がありそうだ。

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