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国内有力ITベンダー ASEAN地域を重要地域に定める 複数の社長が方向性を明言

2012/12/27 14:53

週刊BCN 2012年12月24日vol.1462掲載

 国内の有力ITベンダーは、2013年度以降の海外での取り組みとして、ASEAN(東南アジア諸国連合)を重要な市場とみなして経営資源を投入しようとしている。富士通(山本正已社長)など、複数のITベンダー社長が同趣旨の方針を明言している。ASEAN地域は、市場の成長が堅調なことから注目されてきたが、13年度以降は、いよいよ動きが活発になりそうだ。日系企業の多くがASEAN地域に進出していることや、国内経済の先行きが不透明なことが背景にあり、ITベンダーは、海外事業を拡大して安定的な収益を上げることを狙いとしている。

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