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正念場! ITベンダーのアジア進出 「中期経営計画を粛々と実行」 試される中国ビジネス、中小ベンダーには戸惑いも

2012/10/04 21:03

週刊BCN 2012年10月01日vol.1450掲載

 ITベンダーのアジア進出が正念場を迎えている。中国との政治的摩擦が続くなか、日中間の経済交流にも影響が避けられない見通しだ。日本の大手ITベンダーは「海外事業のリスクのうちに含まれている」と捉えて、アジアでの中期的な事業計画を見直す動きは顕在化していない。しかし、中小ベンダーのなかには戸惑いの声も出ており、対中ビジネスのスタイルを変える局面も出てくる可能性がある。世界有数の成長市場となったアジアだが、一方で海外ビジネスに不可欠なリスク管理能力が強く求められている。(安藤章司)

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