その他

「ビッグデータ」の事業化進む 収益上げるまで“我慢の5年” 人材への投資が成功のポイント

2012/03/29 14:53

週刊BCN 2012年03月26日vol.1425掲載

 大量の情報を収集・分析し、ユーザー企業の経営改善に活用する「ビッグデータ」関連のビジネス化が進んでいる。日立製作所や富士通、NECなど大手ITベンダーは、ビッグデータ関連事業の体系化に取り組み始めた。ストレージやデータ分析ソフトなど、ビッグデータを切り口とする商材を集めて、専任の組織づくりを推進中だ。一方、ユーザー企業に密着する中堅・中小のシステムインテグレータ(SIer)は、特定の業種に精通するノウハウを大手ITベンダーに提供するかたちで、ビッグデータがらみの商機をつかむことができそうだ。(ゼンフ ミシャ)

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