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岐路に立つ組み込みソフト 開発の海外シフトが鮮明に

2011/07/14 14:53

週刊BCN 2011年07月11日vol.1390掲載

 組み込みソフトビジネスが岐路に立たされている。Android需要で息を吹き返したようにみえた組み込みソフトだが、業界関係者のなかには、「回復したのではなく、食いつないだだけだ」と厳しい見方を示す向きがある。組込みシステム技術協会(JASA)は、「国内の組み込みソフト開発費の減少傾向に大きな変化はない」と、2008年3月期をピークとする右肩下がり傾向に歯止めがかかっていないと危機感を顕わにする。この背景には、開発の最前線が海外に移っているという事情がある。

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