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日本オラクル 低価格BIなどでSMBへの浸透拡大

2008/07/28 21:10

週刊BCN 2008年07月28日vol.1245掲載

 日本オラクル(遠藤隆雄・社長CEO)の中堅・中小企業(SMB)戦略が勢いを増している。国内最安値のBI(ビジネス・インテリジェンス)のパートナー拡大や中堅企業向けERP(統合基幹業務システム)「JDエドワーズ」が国産ERPの得意エリアに浸透し始めるなど、昨年8月からの体制強化策が実を結び始めた。同社のSMB市場は年商1000億円弱の企業をターゲットにしているが、「実際の“主戦場”はもっと小さい企業向け」(三澤智光・常務執行役員)と、低価格BIなどを“武器”にマイクロソフトの得意エリアを攻略する。(谷畑良胤(本紙編集長)●取材/文)

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