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再浮上するかMFP市場 「多機能・高速」では売れない!?

2007/11/05 14:53

週刊BCN 2007年11月05日vol.1210掲載

 企業内の内部統制強化やドキュメント管理の重要性が高まるなど、国内レーザーMFP(デジタル複合機)市場は、こうした外的要因を受けて急成長すると期待が高まっていた。しかし、蓋を開けてみると、紙文書からの情報漏えいを防止する観点などから「プリントボリューム」を減らす企業が目立ってきた。単なる「印刷する機械」としてMFPを「右から左へ」拡販するには、厳しい市場環境にあり、出荷台数の成長率が鈍化傾向に陥った。MFPが多機能・高速化する一方で、利用者がこれらの性能をフルに使いこなせていないことも一因だ。このため、国内プリンタベンダーは、高収益を生むカラーレーザーMFPを主軸に、業種・業態・業務に応じて、効率よく利用する提案を積極化。再度、MFPを成長軌道の乗せようとしている。(谷畑良胤(本紙編集長)●取材/文)

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