その他

富士通 失敗事例を題材に「PM研修会」開始

2006/09/25 21:10

週刊BCN 2006年09月25日vol.1155掲載

 富士通(黒川博昭社長)は、過去に自社の大規模プロジェクトで赤字が発生した失敗事例を題材にした「PM(プロジェクト・マネジメント)研修会」を開始した。赤字プロジェクトを招く原因となった契約の曖昧さ、要件定義やスケジュール管理の詳細計画の不備などを分析し、ここから得た「教訓」を本体の営業担当者やSEを対象に教育を本格化する。同社は昨年4月、不要な赤字プロジェクトをなくすことを目的に社長直轄の部署を立ち上げ、1億円以上(100人月以上)のプロジェクトの契約内容を精査して、赤字プロジェクトの大幅減少に成果をあげた。だが、組織やツールなど仕組みだけを整備しても、本当の意味で撲滅できないと判断。より実践的な事例を基に「現場力」を身につけることにした。こうした研修会は、協力会社にも適用していく方針だ。

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