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「サーバー統合」が引き金 仮想化ニーズが加速

2006/07/31 14:53

週刊BCN 2006年07月31日vol.1148掲載

 内部統制の実現やシステム運用管理コストの低減などを目指し「サーバーの統合化」が進むのと同時に、サーバーを仮想化する企業が増えている。マイクロソフトのサーバーOS「Windows NT4.0」がサポート切れとなり、国内では昨年夏頃から仮想化ニーズが加速した。「安価なサーバーを大量導入するより、粗利益率が高い」と、仮想化ソリューションに注目するSIerは増加傾向にある。ただ、SIerには、仮想化技術を利用したシステムの全体最適に関する提案能力が求められる。「仮想化需要のピークは1─2年後」で、現在は“踊り場”にあると判断するSIerは多く、今後、仮想化技術の採用が拡大することになりそうだ。

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