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国産APサーバーが台頭 SOA環境の進展で出番到来

2006/07/10 14:53

週刊BCN 2006年07月10日vol.1145掲載

 国内で日立製作所や富士通、NECが提供する国産ウェブアプリケーション(AP)サーバーが台頭してきた。企業システムは、既存のIT資産やデータなどを生かし、ウェブベースで新機能を付加できるSOA(サービス指向アーキテクチャ)環境に移行。各業務システムのハブとして重要なAPサーバーに互換性や拡張性などを求めている。こうしたニーズなどに応えるうえで、「外資系ベンダー製品やOSS(オープンソースソフトウェア)製品は扱いづらい」との声をSIerから聞かされる機会が増えたと、国産各社は口を揃える。国産各社は、4-6月に発売した新APサーバーでSOA関連の機能を強化。APサーバー市場上位の外資系やOSSの製品を自社APサーバーにリプレースすることで、シェアを拡大できると見ている。

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