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日本版セキュア環境誕生 産官学が共同で今期中に開発

2006/06/05 14:53

週刊BCN 2006年06月05日vol.1140掲載

 産官学が共同で、日本独自のセキュアなOS環境プラットフォームを開発する動きが表面化してきた。政府が今年度から3年間推進する情報セキュリティ施策「第1次情報セキュリティ基本計画」の取り組みの1つとして、「高セキュリティ機能を実現する次世代OS環境の開発」が決まった。産官学が連携し今年度内にプロトタイプを完成させ、来年度には内閣官房で試験運用を開始。その後、各省庁に導入して実利用を開始する方針。将来的には、一般公開も予定している。これまで日本政府が進めてきた情報セキュリティ施策とともに、この次世代OS環境の必要性と詳細を探る。(木村剛士●取材/文)

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