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<BCN REPORT>米国のネット犯罪現状報告

2006/03/13 14:53

週刊BCN 2006年03月13日vol.1129掲載

 インターネット網の発展と軌を一にして犯罪行為が多発し、大きな社会問題となっていることは周知の通りだ。これまでにもウイルスの流布やサーバーへのハッキングなど、不法な行為が数多く報告されてきた。しかし近年は犯罪の質が変貌している。金銭の詐取をもくろむような犯罪行為が主流になってきており、従来のような自己顕示欲を満たすとか愉快犯といったレベルを超え、高い技術力を有した本格的な犯罪集団へと移行しているのが実情だ。“ネット犯罪先進国”アメリカで現実に起きている犯罪の様子から、あるべきセキュリティ対策の糸口を探る。(田中秀憲(ジャーナリスト)●取材/文)

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