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インド、中国でのオフショア開発 “一国集中型”の傾向強まる

2004/07/12 15:00

週刊BCN 2004年07月12日vol.1047掲載

 インドと中国。日本のITベンダーが開発コストの削減を目的に、ソフト開発の海外発注先として筆頭に挙げるのが両国。コストが安い点は共通しているが、技術者の日本語スキルや開発規模など違いは多い。大手企業を中心に両国のソフト開発会社に委託するケースが増えているが、インドと中国のそれぞれの特色を捉え、両国に委託先を分散させるのではなく、“一国集中型”が目立つ。また、国だけでなく委託先企業も絞り、少数の企業と連携を強化することで、効率的なオフショア開発を図ろうとする動きも出てきた。大手企業のオフショア開発は、委託先を開拓してきた時期を経て、“集中”の時代に入ってきた。(木村剛士●取材/文)

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