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JEITA、電子産業の見通しを発表 生産額が3年ぶりにプラス

2003/12/22 15:00

週刊BCN 2003年12月22日vol.1020掲載

 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2003年における電子産業の国内生産額が前年比5.8%増と、3年ぶりにプラスとなる見通しを示した。増加の要因は、薄型テレビやDVDレコーダーなどのデジタル機器が好調だったことが大きい。地上デジタル放送に対応したテレビも、順調に出荷台数が増えている。これに伴い、電子部品やデバイスの生産も伸びている。一方、パソコンは価格下落や海外生産シフトなどで前年を下回り、04年も厳しい状況が見込まれる。今後は、デジタル家電を切り口とした機器が電子産業を支えそうだ。(佐相彰彦●取材/文)

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