その他

IT資産管理 過去の不良資産に溺れる企業

2003/10/06 15:00

週刊BCN 2003年10月06日vol.1009掲載

 "スパゲティー状態"の解消――。最近、企業や官公庁などのシステムを再構築するITベンダーが、頻繁に使うキーワードだ。1980年代後半から90年代の「バブル景気」に乗り、企業は半ば無計画に情報システムの構築とその運用に莫大な投資をしてきた。ところがきちんと稼動しているかに見える情報システムの多くは、スパゲティーのように絡み合い「不良資産化」している可能性が大きいとの指摘が増えている。(谷畑良胤●取材/文)

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