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新生HPのカペラス社長、突然退任 フィオリーナCEOは前途多難に

2002/11/25 21:12

週刊BCN 2002年11月25日vol.967掲載

 ヒューレット・パッカード(HP)創業者一族株主の反対など紆余曲折を経て、コンパック・コンピュータを買収・合併した新生HP社長に就任していた旧コンパックCEOのマイケル・カペラス氏が、11月中旬、突然退任を表明した。同氏はHPのカーリー・フィオリーナCEOと共に合併を推進し、合併後は旧コンパック社員の求心力も強く、チャネルからも期待されていた。新生HPは世界パソコン市場でトップの座をデルコンピュータに奪われ、さらにチャネル戦略の不明確さから、パートナーのHP離れを起こすなど苦難が続いている。フィオリーナCEOはカペラス氏の円満退社を強調する。しかし、右腕のカペラス氏を失うフィオリーナCEOの前途は多難と観測する米業界関係者は多い。

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