コンシューマユーザーのブロードバンド化に続き、公衆回線を利用したブロードバンド網をビジネスに活用しようとする動きが高まっている。オービックビジネスコンサルタント（OBC）は、複数の拠点をもつ中堅企業向けに、専用線に比べはるかに安い価格でADSLを使ったシステムの提案を開始。大塚商会でも、法人ユーザーに対するブロードバンドの利用支援を全面的に行っていく体制を打ち出している。ISP側も、法人ユーザーを確保することが収益向上につながるため、法人向けサービスを前向きに捉える。今後、低価格な光ファイバーサービスが本格化すれば、専用線から公衆回線への乗り換えが大幅に進むと見られる。
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