IT・家電の「美」を追求

<IT・家電の「美」を追求 美味・美観・美技>今回のテーマは「美観」 パナソニックのホームネットワーク

2015/10/22 18:44

週刊BCN 2015年10月19日vol.1600掲載

「見守り」サービスが身近に

パナソニック
アプライアンス社
AVCグループ情報通信チーム
助川 学 チームリーダー
 高齢社会の進行や女性の社会進出に伴う共働き世帯が増えるなか、家族の様子を見守るニーズが高まっている。10月15日に発売されたパナソニックの「スマ@ホーム システム」は、これまでハードルが高かったホームセキュリティや見守りサービスを簡単に設置できる商品として注目されそうだ。

 「スマ@ホーム」でおすすめの基本システムは、ホームユニットと屋内カメラからなる「屋内カメラキット KX-HJC100K-W」と、同じくホームユニットと屋外カメラからなる「屋外カメラキット KX-HJC200K-W」のパッケージ商品だろう。

 価格が魅力的だ。価格はオープンで、前者の税別の実勢価格は3万円を切る2万6000円前後、後者は2万7000円前後。セキュリティ会社のサービスと比べると、導入費用は安く、ランニングコストも不要だ。

 価格が抑えられる要因は、手持ちのスマートフォン(スマホ)やタブレット端末と連携したシステムだから。従来のホームセキュリティシステムは、専用のタッチパネル式モニタが必要になることが多く、その分、導入コストが高かった。「スマ@ホーム」はスマホがモニタの役割を担うので、安価なサービスになった。

 アプライアンス社AVCグループ情報通信チームの助川学チームリーダーは、「学校から家に帰ってきた子どもを確認できるだけでなく、屋内カメラとスマホで交互に話せる魅力もある」と手ごたえを感じている。 (BCNランキング 細田立圭志)

手前右側から「スマ@ホーム」のホームユニットと屋内カメラ、屋外カメラ、人感センサ、開閉センサ
  • 1

外部リンク

パナソニック=http://www.panasonic.co.jp/