IT・家電の「美」を追求
<IT・家電の「美」を追求 美味・美観・美技>今回のテーマは「美観」 日立のLED照明
2015/10/15 18:44
週刊BCN 2015年10月12日vol.1599掲載
部屋が広く感じるLED照明
商品計画本部
環境ビジネス機器商品企画部
仁藤興次 部長代理
LEDシーリングは、基板上にLEDモジュールを配列しているだけのシンプルな構造に見えるが、実はLEDの放熱技術やレンズで光を拡散させる光学技術、部屋という空間を演出するデザインなど、多くの蓄積された技術やノウハウを必要とする。
日立のLEDシーリングは、日立製作所の各研究所で研究している放熱技術や光学技術、デザインが反映されている。
日立のLEDシーリングは、一貫して「明るさ」を追求しており、日本照明工業会が部屋の畳数別に定めている明るさの範囲「適用畳数表示基準」の最大限の明るさを実現する。例えば、14畳の明るさでは5100ルーメン以上6100ルーメン未満の基準が定められており、新商品の「LEC-AHS1410EH(14畳)」は6099ルーメンを実現している。
なぜここまで明るさにこだわるのか。商品計画本部環境ビジネス機器商品企画部の仁藤興次部長代理は「LEDシーリングのニーズ調査では、全体的に1位が省エネ、2位が明るさとなるが、年齢が高くなるにつれて、1位が明るさになることが分かっている。80歳の人は20歳の人に比べ3倍の明るさが必要というデータもあるほど」と明るさにこだわる理由を語る。(BCNランキング 細田立圭志)
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