BCNアナリストの店頭市況

<BCN総研アナリスト 道越一郎の店頭分析>ミラーレス一眼の販売台数構成比が半年ぶりに4割を下回る

2015/07/09 16:51

週刊BCN 2015年07月06日vol.1586掲載

 レンズ交換型デジカメのうち、ミラーレス一眼が占める販売台数構成比が今年5月時点で、6か月ぶりに4割を下回り38.9%を記録した。このところミラーレス一眼の高級化が進んでおり、その影響で平均単価が上昇しているのが主な要因。

 1月にはいったん、5万5800円(税別、以下同)まで下落した平均単価だが、この5月には6万3700円まで14.2%も上昇。一方で、一眼レフは2月にいったん、9万7300円まで価格を上げた後、徐々に価格が下がっており、5月には9万100円と7.4%下落した。こうした相反する価格の動きがミラーレス一眼の構成比拡大を阻んでいる。

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