BCNアナリストの店頭市況

<BCNアナリストの店頭市況>4月に入り、液晶テレビの単価下落傾向に歯止め

2015/05/14 16:51

週刊BCN 2015年05月11日vol.1578掲載

 12月から続いていた液晶テレビの価格下落に歯止めがかかった。週次の販売動向をみると、一時5万円割れを喫していた平均単価もここに来て5万円台後半まで回復。

 3月にケーブルテレビなどのデジアナ変換が終了したことで、残っていたアナログテレビからの買い換えが発生し、30型未満の小型モデルの販売が一時的に伸び、40型以上のモデルは後退していた。しかし4月に入って、構成比が元に戻り始めているため、それにつれ単価も上がってきた。販売台数も、4月以降前年比で40~60%伸び、液晶テレビの回復の足取りが、しっかりしてきた。(道越一郎)

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