薄型テレビとレコーダーの販売台数がようやく前年並みの水準に戻ってきた。14年7月以降、薄型テレビの販売台数は前年並みを挟んで上下する動きだったが、11月、12月と連続してわずかながら前年を上回って推移している。

　一方、9月、10月と2か月連続で2ケタ割れするなど戻りの遅さが目立っていたレコーダーは、依然として前年を下回ってはいるものの、11月99.9％、12月99.3％とほぼ前年並みまで回復してきた。いずれも売り上げ規模が大きく拡大するまでには至っていないが、地デジ化特需から3年半、ようやく立ち直りの動きがみえ始めている。（道越一郎）

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