レンズ交換型デジタルカメラが伸び悩んでいる。3月までは消費税増税の駆け込み購入などの後押しもあって好調に推移してきたが、4月以降、4か月連続で販売台数が前年を下回っている。販売金額も、前年を上回ったのは6月だけだった。

　メーカー別では、一眼レフの2強、キヤノンとニコンの伸びが止まっている状況で、ミラーレスで好調のソニーだけが今年に入って前年比増を続けている。とくにニコンの落ち込みが激しい。モデルチェンジや高級機種の発売に伴って、5月以降の平均単価は極端に上昇。収益重視の戦略が台数減の要因になっている。（道越一郎）

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