海外ブランドのノートPCが伸びている。6月に販売台数構成比で41.0％を記録し、5月の40.3％から2か月連続で4割を超えた。きっかけは、4月の消費税増税。

　それまで3割前後だった構成比が、4月に39.2％と一気に拡大した最大の要因は、その価格にある。6月の国内ブランドの税別平均単価が11万1700円だったのに対し、海外ブランドは6万3600円とほぼ半額。1年前に比べて、価格差も大きくなった。増税をきっかけに、より安価なモデルに注目が集まったとみられる。メーカー別では、レノボとASUSが2ケタのシェアを獲得して拡大中だ。（道越一郎）

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