パソコンの消費税増税の影響が、5月に入って顕著に現れてきた。販売台数前年同月比が90.1％と、およそ1割減。Windows XPのサポート終了が4月9日だったこともあって、4月は109.0％と前年を上回ったものの、5月には追い風も止み、前年を下回った。

　一方、販売金額は102.5％と前年並みを維持した。税別平均単価が7万円台を維持していることが奏功しているようだ。6月に入って復調の動きがみられるのはタブレット端末で、前年比で大幅増。ノートとデスクトップは、まだ水面下の状態が続いている。直近の週次推移では、いずれも底を打ってはいるものの、復調までにはもうしばらく時間がかかりそうだ。（道越一郎）

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