デジタルカメラで、ワンランク上の製品を求める動きが加速している。デジタルカメラの販売台数構成比で、2013年12月のレンズ交換型の割合は32.4％。3割を突破したのは初めてだ。販売金額構成比も66.5％と、過去最大になった。デジタルカメラ市場は、約3割のレンズ交換型製品で、およそ7割の金額を稼ぎ出している構図になっている。

　税抜平均単価も上昇基調にある。12月は7万2000円で、この1年間で1割弱上昇した。とくに交換型のなかで61.7％を占める一眼レフの販売が好調で、この傾向はしばらく続きそうだ。（道越一郎）

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