BCNアナリストの店頭市況

<BCNアナリストの店頭市況>サムスン、SSDで初のトップシェア

2013/05/16 16:51

週刊BCN 2013年05月13日vol.1480掲載

 SSD市場で、3月にサムスンが33.2%と初のトップシェアを獲得した。勝因は価格の安さ。これまで首位を走っていたインテルとのGB単価の差が今年に入って開きはじめ、3月にはサムスンが15%も安くなって、割安感が出てきたことが大きい。売れ筋の250GBモデルでは、およそ2000円の差がある。さらに、インテルに比べるとサムスンは300GB以上の大容量モデルの構成比が高いので、今後のシェアの伸びも期待できる。市場はこの上位2社で6割以上を占める寡占状態だが、円安によって価格が上昇しても、価格競争そのものは続きそうだ。(道越一郎)

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