BCNアナリストの店頭市況

<BCNアナリストの店頭市況>2強構造に戻ったデジタル一眼レフ市場

2013/04/11 16:51

週刊BCN 2013年04月08日vol.1476掲載

 デジタル一眼レフ市場のメーカー2強構造が戻ってきた。2011年秋にニコンのタイ工場が洪水の被害にあって以来、キヤノンの一人勝ち状況が続いていた。しかし、12年の年末商戦を境に急速にニコンがシェアを回復。13年2月にはニコンが46.3%、キヤノンが45.4%と拮抗する状態に戻ってきた。ただし、キヤノンが税抜平均単価8万円台を維持している一方で、ニコンは6万円台まで下げてのシェア回復。両社の戦略は大きく異なっている。ミラーレス一眼が拡大するなかで、価格やスペックで一眼レフとどう棲み分けていくかが大きな課題だ。(道越一郎)

>> 【詳細はこちら】実売・市況・ランキング BCNマーケティング

  • 1

外部リンク

BCNマーケティング=http://mkt.bcnranking.jp/