デスクトップ、ノートとも、パソコンが不調だ。12年12月のパソコン全体の販売台数前年同月比は11.8％増とプラスだが、その内訳をみると、伸びているのはタブレット端末だけ。ノートPCは10.0％減、デスクトップに至っては29.3％減と、いずれも2ケタ減で迫力に欠けた年末商戦になった。Windows 8搭載モデルの販売台数は伸びてきてはいるが、価格の安い7搭載モデルの在庫がなくなるにつれ、価格も若干上昇してきていることが不調の一因。新OSの登場効果もいまひとつの状態のまま、人気のタブレットに押されている状況だ。年明けから春商戦にかけての巻き返しに期待したい。（道越一郎）

>> 【詳細はこちら】実売・市況・ランキング　BCNマーケティング