2008年9月にミラーレス一眼が登場して以来、4年が経過。デジタルカメラに占めるミラーレス一眼の販売台数構成比が初めて1割を超えた。スマートフォンの普及とともに伸び悩むコンパクトカメラを尻目に市場規模も拡大を続け、10年11月からわずか2年で販売台数は2.2倍にまで成長した。着実に広がっている「より手軽により美しい写真を撮りたい」というニーズをつかんだ製品として、今後も伸びが期待できる。一方で、コンパクトカメラにも高級化、高画質化の流れが波及してきており、13年はカメラの本質機能がさらに問われる年になりそうだ。（道越一郎）

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