パソコン全体の市場に占めるタブレット端末の販売台数構成比が、11月、ついに3割を超えた。市場は急速に立ち上がっている。主役は7インチ台のモデル。なかでも10月に「Nexus 7」を発売したASUSは、9月に7.8％だったシェアを10月には一気に36.5％まで拡大した。受けて立つアップルも、11月末に「iPad mini」を投入。10月に39.6％まで落としたシェアは、11月に50％台まで回復した。ASUSも依然30％台のシェアを維持しており、この2社で8割以上を占めている。Windows 8搭載PCの出足の鈍さを尻目に、タブレット市場がさらに過熱しそうだ。（道越一郎）

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