発売から1か月が過ぎたマイクロソフトの新OS「Windows 8」だが、搭載モデルの伸びが鈍い。PCのOS別販売台数構成比は、11月最終週（26日～12月2日）で「Windows 8/RT」が29.7％と、62.6％の「Windows 7」の半分以下。07年の「Vista」発売時には発売から1か月で搭載モデルが7割を突破し、09年の「7」のときでも6割近くまで構成比を拡大していただけに、「8」のスロースタートぶりが目立つ。搭載モデルの価格が高めの設定であることと、「7」から「8」へのアップグレード版が1200円と破格の安さであることも、切替えを遅らせている要因とみられる。（道越一郎）

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