店頭流通
ビックカメラ、コジマを子会社化へ、業界2位の家電量販店に
2012/05/11 18:45
コジマが6月26日に実施する第三者割当増資に伴って、ビックカメラがコジマ株の50.06%を取得して子会社化。ビックカメラから役員を1人派遣する予定だ。コジマの店舗ブランドを継続する計画で、商品仕入れや物流、店舗開発、人材などで連携していく。
提携によってビックカメラグループの売上高は1兆円規模となり、ヤマダ電機に次ぐ業界2位のポジションを築き、とくに首都圏では市場シェアが20%を超える水準になる。ビックカメラは、「都市型」「駅前」「大型」をキーワードに、首都圏など大都市圏で店を構えている。一方、コジマは「地域密着」をコンセプトに、東日本を中心に全国で郊外店を展開。競争の激しい家電量販業界で、両社の強みを生かして他社との差異化を図っていく。(佐相彰彦)
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