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「CES 2012」レポート、勢いのある韓国勢、総合力をアピールするサムスンとLG
2012/01/13 18:45
サムスンは、入口に記者会見で発表したばかりの55型有機ELテレビを4台置いている。大画面の迫力という点ではインパクトは薄いが、有機ELなので映像は鮮明。来場者には十分な“おもてなし”になっている。
ブースに入ると、液晶テレビがずらりと並んでいる。特徴は、液晶テレビとスマートフォン/タブレット端末の連携を具体的に提案していること。アプリの追加や動画配信サービスに対応した「Smart TV」のブランディングを進め、テレビ局や映画会社と提携して動画配信サービス、アプリマーケット「Samsung Apps」でアプリを提供している。独自の動画配信サービスとアプリで、液晶テレビとスマートフォン/タブレット端末との連携を果たしているのだ。
スマートフォンのコーナーでは、日本でも発売された「Galaxy Nexus」のほか、5.3型の有機ELパネルを搭載した携帯型情報端末「Galaxy NOTE」を展示。多くの来場者が体験していた。
LGエレクトロニクスのブースでは、まず入口で3Dメガネを渡され、壁一面に貼り巡らしたテレビで3D映像を体験。ブースのなかに入っても、さまざまな場所に3Dテレビを設置しており、3Dメガネでさまざまな3D映像を楽しむことができる。
また、タッチパネル式の大型ディスプレイのデモンストレーションを実施したほか、電気料金の安い夜間に運転する洗濯機などのスマート家電システム「ThinQ」との連携を強調していた。
両社のブースとも、大きなスペースであるにも関わらず、各コーナーが来場者で混雑していて、一つのコーナーを見るのも大変。韓国勢の勢いを実感した。(佐相彰彦)
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