店頭流通
NECPP、レノボとの合弁会社設立についてPC新製品発表会でコメント
2011/02/01 18:45
PC新製品発表会の冒頭、栗山浩一NECパーソナルプロダクツPC事業本部商品企画開発本部長代理が、1月27日に発表したNECとレノボによる合弁会社設立に関して、「NECの国内のブランド力と商品開発力、販売力を強みにPC事業を強化しながら、レノボのグローバルの製品開発力、調達力を融合させることで、よりよい商品が提供できる」と説明した。
2011年春/夏モデルはNEC/NECパーソナルプロダクツから発売し、秋/冬モデルは、6月設立予定の新会社から発売することになるが、栗山本部長代理は「春、夏、秋冬の三つの商戦期がずれることはない。新会社の設立が商品発売のタイミングに影響することはない」と強調した。サポート/サービスについても、「新会社設立後もNEC基準で従来通りやっていく」と述べた。1月27日の発表後は、「販売店を回って、今後のPC販売も従来と一切変わらないことを説明している」という。
レノボの部材調達力から生まれる利益については、「販売価格に反映するのか、商品の高付加価値化を図るのか、研究開発費に投資するのか、今後検討していく」としている。(田澤 理恵)
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