店頭流通

シャープ イオン発生機の事業拡大へ モバイルタイプを発売

2010/09/09 18:45

週刊BCN 2010年09月06日vol.1348掲載

 シャープ(片山幹雄社長)は、イオン発生機の事業拡大に注力する。その一環として、9月1日、手のひらに収まるモバイルタイプの「IG-CM1」を発売した。「いつでもきれいな空気を持ち運べる」ことをコンセプトに、オフィスワークが中心の女性や清潔感に気を配る男性で、いずれも20~30代の層をターゲットに据えている。

 同社は、イオン発生機のモバイル化で、家庭内で使用するだけでなく、職場や外出先など、どこでもきれいな空気を求めるニーズに応える。「2010年度(3月期)に、全世界で3000万台の販売台数を目指す」(健康・環境システム事業本部 空調システム事業部の鈴木隆副事業部長)と、新規ユーザーの開拓へ期待を寄せる。

 「IG-CM1」は、幅57×高さ124mmと、携帯電話とほぼ同じサイズで、バッグやポケットに収納できるのが売りとなっている。(ゼンフ ミシャ)
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