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パナソニック、頑丈モバイルPC「TOUGHBOOK」、耐防滴・粉塵でCore i5搭載
2010/09/02 18:45
「TOUGHBOOK」は、1996年の初代機から一貫して「頑丈なPC」をコンセプトに開発してきた。自動車製造や運輸など、世界150か国の企業が採用し、02年以降は「堅牢PC市場で8年連続世界シェアNo.1を獲得し、昨年のシェアは63%だった」(島田伊三男・AVCネットワークス社システム事業グループITプロダクツビジネスユニット市場開発グループグループマネージャー)という。
新モデルは、13.1型液晶を備えた「CF-31」と、10.4型のコンバーチブル型の「CF-19」の2シリーズ。野外視認性、セキュリティ、放熱、ワイヤレス対応、軽量、長時間電池駆動、堅牢性という七つの特徴に加え、今回のモデルではCPUにCore i5を採用し、高性能化を図った。耐粉塵・防滴性能は、IP65に準拠する。
「CF-31」は、Core i5-520M vProプロセッサー(2.40GHz)を採用。同社独自の防滴ファンを搭載し、従来は困難だった頑丈性能と高性能な処理能力を両立している。ジェット水流や粉塵もシャットアウトし、120㎝の高さからの落下にも耐える。NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」対応のワイヤレスWANを内蔵し、現場とオフィスをシームレスにつなぐことができる。本体サイズは幅302×奥行292×高さ73.5mm、重さは約3.72kg。バッテリ駆動時間は約12時間。
「CF-19」は、低電圧版Core i5-520UM vProプロセッサー(1.20GHz)を採用。90cmの高さからの落下に耐える。本体サイズは幅271×奥行216×高さ49mm、重さは約2.3kg。バッテリ駆動時間は約10時間。NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」対応のワイヤレスWAN内蔵モデルもラインアップする。
ともにメモリは2GB、160GBのHDDを備える。液晶ディスプレイの解像度は1024×768画素で、タッチパネル操作に対応する。
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