頂上熱戦
【頂上熱戦】「ハガキソフト」(後編) クレオとジャングル(2010年夏商戦)
2010/07/29 18:45
週刊BCN 2010年07月26日vol.1343掲載
Question. 販売戦略は?
Answer.クレオ
益田俊男 筆まめサービス事業部 コンシューマ営業部 部長 |
(2)【拡販施策】昨年から、夏版だけの特典として、「筆まめ」を購入した人に、2台目のPC用のダウンロード版を無償で提供している。自宅のデスクトップPCだけでなく、ノートPCなどで外出先でもハガキ作成ソフトが使えるようになる。昨年のお客様の反応が非常によかったので、今年も実施を決定した。さらに、夏を楽しく過ごしてもらおうと、「夏! ENJOY」をテーマにしたキャンペーンを展開している。抽選で40名にピルスナーペアグラスと家庭用ビールサーバーセットの「夏っぽい」賞が当たるなどの懸賞で、お客様の目を当社製品に向けさせたい。ビールサーバーセットなどは、珍しい賞品だと自負している。
(3)【iPadアプリ】現時点では、パソコン向けソフトを提供するのがわれわれの仕事だ。iPadアプリの開発などは、具体的には考えていない。しかし、iPadやスマートフォンの市場は著しく伸びているので、将来、対応の必要があるとは感じている。
Answer.ジャングル
神垣卓矢 営業本部 ソフトウェア営業部 部長 |
(2)【拡販施策】店頭での施策に力を入れている。例えば、売り場にパソコンのデモ機を設置して、「筆ぐるめ」の機能を体験できるスペースを作ったり、ハガキの印刷サンプルを用意したりするなど、ハガキソフトの具体的な製作イメージを伝えることで販売につなげている。また、店舗の大きさによってサイズは異なるが、90×30cmと大きめのパネルやポスターを飾るなど、当社製品が売り場で目立つように、いろいろな手を打っている。
(3)【iPadアプリ】iPad向けアプリケーションの開発は、もちろん考えられる。当社も、市場がどんどん拡大していくのに対応しなければならない。しかし、開発する前には、われわれのハガキ作成ソフトを、iPadユーザーが抱えているニーズにどのようにマッチングさせるのことができるのかを検討する必要があると思う。今後、それを考えていきたい。
(ゼンフ ミシャが担当)
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