店頭流通
三菱電機 BDレコーダー内蔵テレビの拡販加速 菊池桃子を起用して主婦に訴求
2010/06/24 18:45
週刊BCN 2010年06月21日vol.1338掲載
鳴海真部長 |
主婦層を中心に、簡単接続や、リモコンで画面の向きが変えられるオートターン機能で家事の合間に視聴・録画ができるなど、手軽に使えるBHRシリーズのメリットをアピールしていく方針。同社の白物家電のテレビCMでおなじみの主婦タレント、菊池桃子を、CMやカタログ、店頭POPに起用することで、ターゲットへのアプローチを強化していく。
プロモーションへの注力と同時に、販売店向けの啓発活動も強化し、拡販につなげる。従来から京都事業所で開催している販売店向けの製品内覧説明会の来場者数を、「今年度は前年の1.5倍くらいにしたい」(鳴海部長)という。
7月2日から順次販売するBHRシリーズの新製品4モデルは、HDD容量のアップや、チャンネル切り替え速度の改善などの強化を図るとともに、40Vと46V型の大型液晶にはLEDバックライトや独自技術を用いたグレアパネルを採用。商品力を高めている。
今後は全モデルでのアクトビラ対応を進めていくほか、「テレビ版Yahoo! JAPAN」や「YouTube」への対応も検討中。ネット機能の強化を図り、商品競争力を高めていく方針だ。
同社は、年末に向けて3D対応のBHRシリーズを投入を表明しており、液晶テレビ、BDレコーダー、HDD内蔵の「三つアドバンテージを提示したうえで、より買いやすい価格設定を目指す」(鳴海部長)戦略で商戦に臨む構えだ。(田沢理恵)
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